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ジュニアロースクール福井 2020年04月30日 (木)
法教育授業コンテンツのインターネット公開配信のお知らせ
福井県内における新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、県内においても、不当な中傷などの問題が生じております。また、小中学校の児童・生徒のみなさんが自由に外出できず、在宅学習をしなければならない状況も続いています。
こうした状況を受けて、福井弁護士会は、これまでに取り組んできた法教育授業コンテンツ(動画・資料)を、公開配信する事業を開始することといたしました。
福井弁護士会は、法的な価値観や論理的思考力などを育むことを目的として、「ジュニアロースクール福井」(対象:小学5年生~中学3年生)を行ってきました。
童話・昔話を素材にした劇を見ながら問いについて考えていただくので、小学生のお子さんでも取り組みやすい授業になっています(所要時間は約2時間)。
今回の新型コロナウイルスの感染拡大は、人権を守ることの必要性、情報を適切に読み解いて適切に発信する(あるいは発信しない)判断力を育むことの必要性、また社会の一人一人がそれぞれの立場から社会の政策・意思決定に参加することの必要性など、私たちの社会の課題を浮き彫りにしました。
こうした事態に対して、「ジュニアロースクール福井」の法教育授業コンテンツは、極めて意義があるものと考えております。
各家庭において、児童・生徒のみなさんが、このコンテンツを見て、私たちの社会の基礎となっている法の世界に触れ、その価値観や考え方などを身につけてくださることを期待しています。
法教育授業コンテンツ「ジュニアロースクール福井」
【対象者】
・小学5年生~中学3年生
・1人で利用可(所要時間は約1時間30分~2時間)
※2人以上で意見を交わせる環境が望ましいです
※可能ならば保護者や教員が一緒に取り組むのが望ましいです
【利用のしかた】
①下記の各コンテンツの「ワークシート」のバナーをクリックして、ワークシートをダウンロードして印刷してください(印刷できない場合も、授業は利用可です)
②各コンテンツの「劇・授業の動画を閲覧する」をクリックして、上から順番に動画を見てください
③指示された時間を目安として授業進行役の弁護士が出す問題について考え、ワークシート(ワークシートが印刷できない場合はノートなど)に、自分の答えを書いてください
※ただ動画だけを次々に見るのではなく、自分で考える時間をしっかり確保しましょう
※「理由」も考えよう!というときには、必ず理由も書きましょう
④2人以上(子ども・大人問わず)で取り組んでいる場合は、お互いの意見を発表しあって、お互いの意見の「良いところ、良くないと思うところ」、「同じところ、違うところ」、「お互いの考えを修正して合意できるところ、合意ができないところ」を整理して、ワークシート(ノート)に書きましょう
※「正解」があるわけではありませんから、恥ずかしがらずに、
自分の考えを、自分の言葉でしっかり発表し合いましょう
人の意見も、きちんと聞きましょう
⑤ジュニアロースクール参加者の発表を聞きましょう
⑥弁護士による解説を聞きましょう
⑦劇・問題の進行に応じて、以上の③から⑥のように進めましょう
【現在公開している法教育授業コンテンツ】
第1講 「はだかの王様」で考える、民主主義と表現の自由
第2講 「王様の耳はロバの耳」で考える情報と表現の自由・プライバシー
第3講 「アリとキリギリス」で考える ものごとの決め方(立憲民主主義)
第4講 「わらしべ長者」で考える 取引のルールや考え方
第5講 「さるかに合戦」で考える「契約って何?」
■お問合せ先
福井弁護士会
〒910-0004
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電話番号 0776-23-5255(代表)