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弁護士会について

会長挨拶

期待と信頼に応える福井弁護士会を

福井弁護士会 2025年度会長

後藤 正邦

 福井弁護士会のホームページをご覧いただきまして、まことにありがとうございます。
 福井弁護士会には県内の全ての弁護士122名(2025年4月1日現在、男性103名、女性19名)が所属しておりますが、さまざまな法的問題やトラブルに対し真摯に誠実に取り組む弁護士ばかりであると自負しております。
 ところで、病気は、症状が軽いうちに少しでも早く医療の専門家である医師の診察を受け、適切な治療・対処をほどこすことが重要でしょう。また、火の不始末は、火が小さいうちに少しでも早く消すことが重要でしょう。
 法的な問題やトラブルも同じです。何かお悩みごとがございましたら、それが重大な問題になってしまう前に、少しでも早く、専門家である弁護士にご相談ください。
 「弁護士に相談するというのはハードルが高い」というお言葉をいただくことも多いのですが、実際は必ずしもそうではありません。福井弁護士会は、無料相談もご用意していますし、法テラス(日本司法支援センター)の援助を受けて自己負担無くご相談いただける場合もございます。また、福井弁護士会には、「こんなことでも相談して良いのかしら」とご心配になるようなことでも、真剣に、かつ気さくに対応する弁護士が多数所属しておりますし、事務局も丁寧に対応させていただきます。
 お悩みごとは、ただ悩んでいても解決するものではありません。まずは、ぜひ福井弁護士会にご連絡ください。

 ところで、弁護士としての職務を通じて、基本的人権が侵されている方や、人として尊重されていないと感じる方、生きづらさを感じて苦しんでいる方がいる現実と、それが社会的な課題ゆえのものであることに気づくことがあります。
 このため、福井弁護士会は、社会を少しでも良いものに変えていくという使命を自覚し、様々な問題や課題にも取り組んでおります。
 近年には例えば刑事再審法の整備を求める活動や、両性・多様な性の実質的平等を目指す活動、立憲民主主義の充実を目指す活動や、子どもたちに対する教育活動などを行ってまいりました。こういった公益的な活動にもご注目・ご支援いただけましたら幸いです。

 最後となりますが、本年度、藤井紘士、笠原一浩、梅田景子、板倉充紘の4名の副会長とともに、「基本的人権を擁護し、社会正義を実現する」という弁護士の使命(弁護士法第1条)のもと、福井県の皆様の期待と信頼に応えることのできる弁護士・弁護士会であるよう力を尽くしてまいります。お気づきのことがございましたら、ぜひご意見などお寄せくださいますよう、お願い申し上げます。