弁護士会について

会長挨拶

福井弁護士会は、市民の皆様にとってより身近で頼りがいのある存在になれますよう、一丸となって頑張って参ります。令和5年度会長 麻生英右

 福井弁護士会には、現在(2023.4.1時点)119名の弁護士が所属しており、うち18名が女性です。地域別では、福井市96名、坂井市4名、大野市1名、鯖江市2名、越前市5名、敦賀市10名、小浜市1名と、県内各地に弁護士が事務所を構えています。

 福井弁護士会では、市民の皆様がお気軽に相談できるよう、各種の相談窓口を設けております。
 令和4年度からは、いじめ、虐待等の問題から大切な子ども達の人権を守るべく、 「こどもの悩み電話相談」をスタートしました。
多重債務相談窓口では、新型コロナウイルスや物価の高騰により、経済的に大変厳しい環境が続いている中、市民の皆様の不安や悩みを少しでも多く受け止め、生活の再建に向けたお手伝いをしたいと考えております。

 また、福井弁護士会では、「基本的人権の擁護と社会正義の実現」という弁護士法が定める弁護士の使命を果たすべく、多くの委員会を設置して各会員が情報交換と研鑽に努めています(委員会紹介をご覧ください。)。
そして、この委員会活動の一環として、市民の皆様に向けたイベントを実施しています。
具体的には、子ども達に法的なものの見方や考え方を身につけてもらえるよう、小中学生を対象としたジュニアロースクールや高校生を対象とした刑事模擬裁判を毎年実施しています。
また、事業を営む方々を法的に支援するべく、事業承継や事業引継ぎに関する中小企業経営シンポジウムも実施してきました。
刑事事件については、令和5年2月に映画監督の周防正行さん,岐阜県美濃加茂市長の藤井浩人さんをお招きして市民集会を開催し、刑事司法の問題点を市民の皆様と共有することができました。

 福井弁護士会や所属する弁護士一人一人が、市民の皆様にとってより身近で頼りがいのある存在になれますよう、一丸となって頑張って参りますので、何卒よろしくお願いいたします。

福井弁護士会 令和5年度会長 麻生 英右