会員執筆記事

H29.11.16 犯罪被害者支援について 山口征樹

Q 新聞などのニュースでは,しばしば,殺人,傷害,性暴力などの犯罪が報道されています。もし犯罪被害を受けた場合,通常は最初に警察に連絡するものと思われますが,警察以外にどのようなところに相談すれば,泣き寝入りを防ぐことができますか。

 

A 多くの犯罪では,被害を受ける瞬間というのは予測が困難です。突然,前触れもなく,何の落ち度もなく,犯罪の被害を受けることもあります。

 被害を受けた際,多くの場合は最初に警察などの捜査機関が対応することになります。この場合,警察など捜査機関は被害を受けた方に対して事情聴取をするほか,警察本部警務課被害者支援室や警察署の担当者が被害者を受けた方の相談・支援を行います。

 そのほか,福井県では,福井被害者支援センターが犯罪被害を受けた方の相談を受け付けています(相談電話 0120-783-892)。また,性暴力被害の場合は,性暴力救済センター・ふくい「ひなぎく」が性犯罪・性暴力の被害にあわれた方の相談を受け付けています(電話0776-28-8505)。

 なお,犯罪被害を受けることで負った精神的・経済的損害などについては,加害者に対する刑事手続(被害者参加制度),民事手続(損害賠償請求)によって責任追及することが考えられます。

 これらの加害者に対する刑事手続(被害者参加制度),民事手続(損害賠償請求)については,弁護士に相談・依頼して手続を行うことが多いと思われます。

もし弁護士に心当たりのない場合は,日本司法支援センター福井事務所(電話050-3383-5475)および福井弁護士会(事務局0776-23-5255)が弁護士との相談までをつなぐ役割を果たしていますので,そちらまでご連絡ください。

 

(連絡先一覧)

 福井被害者支援センター(相談電話 0120-783-892)

性暴力救済センター・ふくい「ひなぎく」(電話0776-28-8505) 

  日本司法支援センター福井事務所(電話050-3383-5475)

  福井弁護士会(事務局0776-23-5255)

 

以上

福井新聞

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